福島、宮城地方の皆様、大丈夫でしょうか?
とても不安かと思いますが、
ペットを飼っておられる方は、避難することも視野に入れてご準備をしておくと安心です。
2018年に書いたメルマガの記事です。
ご参考になればと再掲させていただきますね。
【災害時のペットについて】
地震大国、ニッポン。
いつ何時、地震が起こるかわかないから恐ろしい。
ペットを飼っている飼い主さんは、自分自身の安全確保はもちろんですが、ペットのことも守ってやらなければなりません。
パニックにならないためにも、「まずは知っておく」「備えておく」ということが大切ですので、この記事が参考になれば幸いです。
1:「ペットと同行避難」が基本
環境省のガイドラインでは、災害時は「ペットと同行避難」を推奨しています。
「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2506/full.pdf
ここで問題となるのが、「同伴避難」はまた別問題であるということです。
●「同行避難」・・・ペットと一緒に避難所へ避難すること。避難所では、人間とペットは別々のスペースで過ごす可能性が高い。
● 「同伴避難」・・・ペットと一緒に避難所へ避難し、なおかつ一緒に過ごすことができる熊本の「竜之介動物病院」が解放していた避難所のスタイル。
避難所は自治体が管理運営することが多く、ほとんどは「同伴避難」は難しいと思われます。
お住まいの地域で「同伴避難可能」な避難所があるのかどうか?
そもそも「同行避難」さえも受け入れてもらえない避難所もあるようなので、事前に調べておく必要があります。
2:ペットの正面・全身写真を用意しておく
最近では、ペットの写真を撮る機会も多いと思いますが、正面写真ってなかなか難しいものです。
また、全身が写っている写真というのも意外と無かったりします。
これは、避難所でペットを預ける場合に必要になることがありますし、万が一、ペットが迷子になってしまった場合にとても役に立ちます。
ペットも年齢とともに毛が白っぽくなったりしますので、できれば毎年撮り直ししてあげてくださいね。
3:療法食や常備薬がある子はストック管理
災害時には、当然、動物病院も被災します。
そして、交通機関がストップしてしまうため、物流が止まります。
そうなった時に、入手しにくい療法食や薬はたちまち手に入らなくなります。
もし災害などの場合に、どうすれば良いのかを、かかりつけの動物病院に確認しておいてください。
かかりつけの動物病院に連絡がつかない場合は、慌てずに獣医師会に電話して聞いてみてください。
力を貸してくれるはずです。
4:普段からキャリーバックやバリケンを出しておく
しまいこみすぎて、いざという時にどこへいったかわからない・・・。
地震でパニックになっているのに、慣れていないバリケンへ押し込められて、さらにパニック!!!
ということにならないように、普段から、キャリーバッグやバリケンを室内に出しておき、慣れておいてもらうと良いでしょう。
5:情報弱者にならないように注意する
大阪地震の際、携帯電話の回線はつながらなかったのですが、LINE電話とFacebook電話は使うことができました。
また、電車の運行状況を一番早く確認できたのは、Twitterでした。
このように、テレビやラジオの情報収集も大切なのですが、SNSなども情報収集として使うことができます。
ぜひ、活用してみてくださいね。
他にも色々ありますが、知っていると便利かなと思う5つのポイントをあげてみました。
でも、一番大切なのは、日頃から飼い主さんと信頼関係が築けており、「呼んだら来てくれる」「基本的なしつけができている」「予防接種やノミダニ駆虫済」などの基本的なことだと思います。
いざという時でも、慌てずに行動するようにしましょうね!
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